小さいころから石に惹かれていた・・・そんな方も多いかもしれませんが、わたしも例にもれず、小さいころから石が大好きでした。
パワーストーンなんて概念がなかったので、きれいな石をみつけては集めて、当時大事にしていたものをいれる「宝箱」に集めて、眺めてはしあわせに浸っていました。
経験上、いわゆる石好きには原石に近いほうが好きな方と、加工されたもののほうが好きな方と、大きく分かれるような氣がしますが、わたしは間違いなく「加工派」なんですよね。
かといって、宝石や宝飾品に興味があるわけではなく、磨かれた石、手が加えられた石が好きみたいです。
小学校以降、石とは無縁の生活を送っていたわたしが、初めて自分から自覚的に石を頼ったのは、大学受験の時でした。
進学校に通っていたわたしは、ひたすら親の期待に応えるため、「日本で1番ではないけれど、2、3番くらいの位置にある理系の国立大学」を模試判定「E」のレベルでありながら、どうしても現役合格しなければと焦っていました。
当然、実力ではかなわないこともわかっていたのですが、どうしても現役合格しないと当時は家を出ていくしかないか・・くらい追い詰められていて、前期試験で玉砕したわたしは、「こうなったら何かに頼るしかない」とみつけたのが、ラピスラズリのペンダントでした。
当時はインターネットなんてなかったので、雑誌の広告ですよ。ピラミッドパワー!みたいなやつ。どこかにあるかなーと思ったら・・ありました・・・ネットから引用させてもらいました。
ここ!これ!懐かしい!!
http://yukacinnamon.jugem.jp/?eid=291
こういう感じのやつです!
しかし、このリンク先の記事を読むとマドモアゼル・愛さんたちも絡んでいたようですね・・・こんなところでご縁が・・すご!
通販だと親にばれるので、わざわざ書いてある住所を訪ね、直接買ったんですよね。渋谷の雑居ビルだったように記憶していますが、当時1万円近いお金をどうやって工面したのかは全く覚えていません。
これを身に着けて、後期試験の準備をしたのですが・・・結果として奇跡的にほとんどのヤマがあたり、すごい倍率の中、無事に現役合格を果たしたのでした・・・
身に着けたあと、ちゃんと努力はしたところがポイントなのかなとも思います。
その後も、再び石に頼ることなく、離れた生活を送っていましたが、再び石に力を貸していもらいたくなったのは、初期流産を経験して、その後なかなか妊娠しなかったときでした。
いろいろやって、もう・・・後押しで頼るしかない、と頼ったのは、かの有名な愛光堂さん。コンサートチケットなみの電話合戦を携帯電話3台で勝ち取り、作っていただいたのでした。
このブレスレットが出来上がって、ほどなく妊娠し、長男を出産するのですが、これも「最後の一押し」のような感じでしたね。
出産後、精神も体調も不安定になり、自分がどんな方向に行けばいいかわからなくなってしまった時は、かなり石にお世話になりました。
毎月のようにパワーストーン・ワークスさんのブレスレットを購入し、どんどん手元のブレスレットは増えていき、氣がつくとネックレスなどを含め、すごい数になっていました。
オットに、「露天商でもやるの?」と言われるほどの数・・・・振り返ると依存していたように思いますが、それでも、自分自身をバランスし、立て直すのに必要な時期だったのだととても感謝しています。
東日本大震災が起きた後、非常に精神的に不安定になっていたときも、石にたくさん助けられ、その時に初めてうけたアカシック・リーディングでも石を使ったヒーリングやマスター的な役割をしていたことも伝えられ、石とうまくパートナーシップを組んでいくことがわたしにとっては必要なのだと悟ったのでした。
その後、じょじょに依存はなくなり、石から再び離れていたのですが、ある時期に周りの友人たちから「Miyoさんに石を組んでほしい」という思わぬ依頼をうけ、ずっと消費者だった自分が、つくりてになるきっかけをいただいたのでした。
そうして今、
自分が依存してきた経験も、ぐっと後押ししてもらった経験も、サポートする存在が変わっていくタイミングがあることも
自分の経験的にわかってきたことを大切にし、ご縁ある方に石をおつなぎしています。
自分自身のブレスレットも基本、1本。組み換えながら使っています。
本当にバランスが良い時は、最後の一押しをしてくれたり、そっと力を差し出してくれる関係なんじゃないかなって思うのです。
石は、物質なのでいわゆる「土」の世界。タロットでいうとペンタクル(金貨)の世界です。
この世界は、人が手を加えていく(価値を与えていく)ことで流れていく世界です。
精神性も含めて、多くの学びがある世界。
ああ、だからわたしは、「加工された(価値がくわわった)石」に惹かれるんだろうなーと思うのです。
原石も、素敵なんですけどね。
石はまさに、精神性と物質性の双方から学びをくれる存在だと思います。
というわけで、わたしは石との距離感を大切にしながら、ご縁をいただいた方にとって最良のパートナーとなる石をおつなぎすることに尽力していきます。
サポートブレスレットについては、こちらからどうぞ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
たくさんの感謝と愛をこめて
Miyo