大アルカナのカード紹介が一通り終わったので、小アルカナについても触れていこうと思います。
小アルカナ、この日本語訳のせいでしょうか、なんか「たいしたことない」風にとらえられちゃう感じなんですよね。
(なので、わたしは普段言葉で話すときは、マイナーアルカナ、という癖がついています)
しかし、小アルカナは、大アルカナよりも、日常に、いわば人間世界に密着した要素が描かれているので、実は学ぶときも本来はこちらから学んでいった方がわかりやすいだろう、とアレハンドロさんは述べています。
実際に、小アルカナを学ぶとそこはそうだよな、と思うのですが、なかなかとっつきにくい印象が小アルカナにはあったりします。
特にマルセイユ・タロットにおける小アルカナは、ライダー版などの現代で普及しているタロットと違って、数字カードはシンボルのみ(一部除く)が描かれています。パッと見、わかりづらいのです。
そう考えると、ライダー版とマルセイユ版の一番の違いは、ここかもしれませんね。
現代版のタロットは、小アルカナの数字にも人物が描かれています。こんなイメージ
一方、マルセイユ版はこんな感じです。
全然違いますね。(ちなみに、この手はわたしの手ではありません。笑)
ちなみに、小アルカナの構成は
Ⅰ~Ⅹの数字カード
ページ、クイーン、キング、ナイトのコートカード(人物カード)
となっています。
コートカードはこんな感じです。
タロットは、トランプの原型になったとも言われていますが、このマルセイユ版をみていくとよくわかります。
ただ、決定的な違いがあるのは、トランプは人物カードが3枚なのに対し、タロットは4枚あるのです。
この1枚の違いが、大いなる循環に影響していくのですが、そこについては勉強会で一緒にやっていきましょう♪
ちなみに4つのシンボルが小アルカナにはありますが、それぞれについては大アルカナの「世界」の四隅に描かれています。
杯→ハート(感情)
金貨→ダイヤ(物質)
棒→クローバー(創造・性)
剣→スペード(知性)
に対応しますね。
トランプにそれてしまいましたが、要は、小アルカナはより日常的な、人間的な要素、循環についてたくさんの智慧がつまっているのです。
そして、それはやはりⅠ~Ⅹのエネルギーをベースにしているので、数字との関係性をみながら学んでいくとさらに理解が深まるでしょう。
また少しずつ、小アルカナについても書いていこうと思います。
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