こんにちは。タロットセッションやリーディング勉強会が続き、楽しく充実させてもらっていたMiyoです。
リーディングを経験したことがある方はわかると思いますが、
カードの意味を理解する
ことと
質問に紐づけて、キーワードをつなげ、言語にして伝える
というのは、少し、いえ、かなり違う技術になります。
言語にして伝えるには、質問を設定した背景、そしてその裏にある質問者の希望や願い、悩み、そしてカードのキーワードに対する想像力・・・
さまざまなことをリンクさせていくことが大切になります。
ここを省いてしまうと、それこそ直感のみやチャネリング的なかたちで言語化することになり、
読み手の状態が大きく影響することになります。
もちろん、想像力や情報のリンクをさせていく過程の中で、読み手が持っている引き出しの多さ、想像力の深さも関係しているので、
言語化、伝え方にこそ読み手の個性があらわれてくるのでしょうね。
例えば、これからやったことがいいことって質問に対して、剣の3あたりがでたとしますよね。
その時に、「いろいろ、伝えることをためしてみるといいですね」で終わるのか、
例えば・・・・こういうようなことをやってみたらいいのではないですか?と「例えば」の具体的なことをどこまでいれられるかは、その人が持っている経験値や情報の量によって深さが変わってくるかなって思うのです。
もう一つ、先日のリーディング勉強会での例をあげますと・・・
アメリカの経済状況が今、大変厳しくなってきているということを踏まえ、アメリカ在住のお子さんたちに何かしてあげられることはあるかな・・という悩みを持っていた参加者さんの状況に対し、
①アメリカの経済状況が今後どうなっていくか
②それを踏まえて、できることはなにか
の質問を設定しました。
普段、「あてにいく」ことをしないのは、それを知って何をしたいのか、どうしたいのかの焦点をあてたいためなので、この場合、②があるからこそ、①もきいてみた、という例になります。
そして、それで①に対して、でたのがこちらのカード。
ずいぶん濃ゆいカードですね(笑)
さてさて、これをどう読んでみますか?
棒のクィーンがでたということがどういうことなのか、そういう時に世界情勢の背景や情報を学んでいると、説明が可能になります。
ちなみに、わたしはソウルカードが大道芸人ということもあり、今もいろいろなことをやっています。
猛烈社員時代だったころの、経営者の近くで仕事をずっとやってきた「経営感覚」も、
株価が下がると猛烈なクレームがきて対応したり、理不尽なメディアへの対応を経験した「広報経験」も、
今は伝えることにとても役立っているなと思います。
伝えていくということは、やはりある程度の引き出しをそろえておくことが大切になるのだろうとわたしは考え、
日々、一見関係ないようなことへの学びも続けているのです。
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☆マルセイユ・タロットであるカモワン・タロットを使ってリーディングセッションを行っています。質問設定に時間をかけ、必要であればチャートなどもよみながら、具体的な行動のきっかけや意識のもっていく方向など、選択する未来を意識的にしていくことを心掛けています。
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