今日は、メジャーアルカナ「ⅩⅤⅡⅡ 太陽」をみていきます。
太陽のカードは星と並んで、大吉とされるすべての意味において「良い」印象をもつカードです。
見た目も、まっすぐにこちらを見つめる太陽、一切の影もなく、ひかり輝く太陽。
そして、その下には今到着したような人(左)をすでに到着していた人(右)が出迎えています。
この構図はどこかでみた構図ですね。そうです、「ⅩⅤ 悪魔」です。
太陽の目は、どことなく悪魔の目と共通しており、下にいる二人は悪魔から成長した二人なのですね。
そして、このカードは「9」のエネルギーを持ちます。
9は奇数の最高数字でありながら、偶数的な要素を持つ数字でしたね。
9は、新しい世界へ行こうとするエネルギー。
8の完全性から離れ、新しいまだ見ぬ世界へ。
ⅤⅡⅡの隠者のときは、次に何がくるかわかっていなかったので、
後ろ向きに後ずさりしながら進んでいくエネルギーでしたが、
太陽になると、一つのサイクルを終えているので次に何をすべきか、建設的にわかっている状況になっています。
そのような新しい世界を築いていくためのエネルギーを、宇宙の父の役割として、
誰にでもまんべんなく注いでいく、そんなカードです。
パーソナルカードがこのカードの人は、誰にでも、分け隔てなく、とても男性的な平等さで接していくことでしょう。
そして、いろんな方々に頼りにされる、いつでも中心的な存在となっていくでしょう。
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