こんにちは。八ヶ岳西麓の長野県原村で、カモワン・タロットをコツコツ学んでいるMiyoです。
講座や勉強会で常々伝えていることですが、タロットは天界、地球界、人間界それぞれの特徴や流れ、それらの循環を示してくれるものなのです。
こういう流れのようなことは、さまざまな形式で表現されており、占星術などでも表現は違えど、同じようなことを語っていることが理解できます。
そういう、異なる方法で表現されているものが、タロットではどういうかたちで対応するのだろうか、などという発見をすることは、実はわたしのひそかな喜びなのです(マニア・・笑)
先日、ある上映会に出席して、トークセッションを聞く機会をいただいたのですが、そこで本当に久しぶりに「マズローの欲求段階」に触れました。わたしが知っている5段階から、今は6段階という説もあるみたいですね。
こういう感じみたいです。
誰もが、一度は目にしたことがあるのではないでしょうかね。
で、タロットでは、タロットのカードの推移を地球界、人間界、天界、と分けることができまして、「人間界」にあたるカードは、4,5,6,7なのです。
ちなみに、「人間」として、地球と天界をつなぐ役割を発揮する世界は、4=物質的安定 から始まるというのは、非常に大切なところだと思います。
安定なくして、自己承認はもちろん、社会的貢献も難しいのです。
・・・話を戻しますが、その人間界として対応するカードをあてはめてみると、こんな感じかなと。
皇帝=4 は、いわゆる生命維持や身の安全にかかわる「安定」を表現していますね。
教皇=5 は、物質的な安定と、社会的なかかわりなどにより自己承認欲求、自己実現欲求がめばえてくる段階をつないでいく変化を表現していきます。
そして、恋人=6 からいわゆる社会とのかかわりがあらわれ、自分を承認してもらいたい、自分を受け入れ、社会で役立てていきたい、そういうかかわりの中でいわゆる感情的な生活がとてもキーポイントとなってくることが表現されます。
6の段階を経ると、戦車=7 にて、社会の中で能力を発揮する。それは自分の世界をつくっていくことに通じていくことが表現されます。
という感じで、いわゆる「人間界」は7で終わるのですが、その先もタロットはもちろん描いていて、マズローの6段階としては、「超越した自己実現の欲求」という表現がでてきています。
わたしは心理学をちゃんと勉強したことがないので、あくまでもタロットとの対応としての考察になりますが、これは、この7の段階を経た後、受容(8)、新しい世界への動き(9)、新しい世界への移行の自覚(10)を経て、いわゆる超越的=潜在意識レベル での自己実現の欲求のスタート(11~)へとつながっていくのかなと思います。
こうやって違う分野での対応を考えたり、日常でおこる流れのようなものを観察して
あ、ここはこういう流れに対応しているのではないかな
って自分なりに解釈をしていくと、カードの理解が深まりますので、おススメです。
マニアックではありますけどね・・・笑
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