こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県原村で、カモワン・タロット(マルセイユ・タロット)をこよなく愛してるMiyoです。
講座や勉強会では、タロット・リーディングは、「単なる占いではなく、カードに映ったご依頼者の潜在意識を一緒に読んでいく」行為であると何度もお伝えしています。
タロットというと、どうしても
あたる、あたらない
の占いっぽいイメージがつきまとうのですが、特に、カモワン・タロットを読み解いていくと宇宙、地球の世界の循環的なことが描かれているので占いで止まってしまうのはもったいないなぁと思うのです。
特に大切にしているのが、リーディングの時間が終わった後、依頼者さんがあらたな氣づきや、行動の種を持って帰れるかどうかということです。
そのためには、質問を設定していくことも大変重要になるのですが、またそれはあらためて・・・
今日は、先日リーディング勉強会にお母さんについてきてくれた、小学生の息子さんのお題の紹介をしようと思います。
息子さん、低学年なのですが、とてもしっかりしていて、今のところ将来の夢は「レストランをひらく」。
お題は、「どうしたら、もっと料理がうまくなりますか?」でした。
(か、かわいい・・・☆)
そして、カードは「2枚ひいてみたい!」ということで、2枚ひいてもらいました。
こちらです。
ひいた2枚のカードは、
棒のⅢの逆
金貨のⅡⅡの逆
でした。
それぞれに対する解決カードは
棒のⅢの逆←杯のⅥ
金貨のⅡⅡの逆←金貨のⅤⅡⅡ
でした。
リーディングの手順として、まずは全体の傾向をみます。どんな数字がきているか、どういう要素がきているか。
そして、その数字の特性をみながら、要素と合わせてみていきます。
棒のⅢの逆がでているということは、Ⅲの「行動する」要素に、棒の「湧き上がってくるものの表現」がうまくできていない(逆)ということなので、「自分が作りたいなと思う料理があまり作ることができていないのかもしれないな」とよむわけです。
金貨のⅡⅡの逆がでていることに対しては、ⅡⅡの「安定させる」要素に、金貨の「実際の生活面で」ということがうまくできていない(逆)ということなので、「あまり生活の中に料理ができる環境がないのかもしれないな」とよむわけです。
それに対する解決カードですが、杯のⅥ。Ⅵは「愛の世界のはじまり」で、さらに一番杯と親和性のあるカードなので、ここは、「魂のパートナー」のカードなのですね。なので、ここは、今の段階では「お母さん」とよみます。
おかあさんが、作りたいものを作りたいようにやらせてあげる
が解決の方法のひとつ。
そして、もう一つの金貨のⅤⅡⅡ。これはⅤⅡⅡは「新しいことへの移行、危機感」に対して金貨の「現実的な生活で」ということで、
料理をつくる新しい習慣をつくる
たとえば、〇曜日の〇時からは息子くんが料理をつくる時間とする
が解決方法としてよめるわけですね。
こういう感じで、具体的な質問に対しては、具体的なメッセージを読むことができます。
今回、大アルカナではなく小アルカナが終始でていたということも、うなづけるのですね。
こんな感じで、一つ一つよんでいくと、丁寧によりそっていけるリーディングの時間になります♪
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