こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県原村で、カモワン・タロットと日々学びをいただいているMiyoです。
今日はワンド(棒)とソード(剣)のことについて書いてみます。
アレハンドロ・ホドロフスキーさんの本にも笑っちゃう感じで記述があるのですが、
ちょっとソードの世界のほうがワンドの世界よりも「上品」というか、「すごそう」に思えてくるのは現代社会では、どちらかというとソードの要素が重要とされていて、成功者と言われるイメージがソード要素が強いからかなと思います。
アレハンドロさんによると、ソードとワンドのキングはいとこ同士で、ちょっとソードのキングがワンドのキングを見下している感じのような記述がありました。
まあ、その真偽はともかくとして、顔立ちも似てますし、ちょっと姿勢などもソードのほうが上品っぽいですね(笑)
でも、こうやって並べてみると、ソードのキングはちょっと肩に力はいっていて、表情も険しめなのに対し、ワンドはかなりリラックスしているような描かれ方をしていますね。
色合いも、ソードは濃い色が増えてきて、頭上に黄色の知恵の色が加わっているのに対し、ワンドはナチュラルに髪の毛が黄色で、ナチュラルな知恵があり、天界とのつながりを示す薄い色が多く使われています。
どちらがいい悪いというのではなくて、
ワンドはインスピレーションを受け取りながら、自分のエネルギーとし、表現し、自然と自分の「知恵」にしていく。
そして、ソードは、充分に自分のエネルギーの使いこなしができるようになってから、現実として外側にむけて使っていったり、現実化することにエネルギーを使っていく。
そういう「流れ」ということなのでしょう。
ちなみに、わたしはタロット学び人としての軸を持っていますが、大道芸人のソウルらしく(笑)
いろいろなことを普段やっています。
占星術やヒューマンデザイン、石のおしごともそうなのですが、
企画会社さんとのお仕事や、地域でのイベントや講座の開催なども手掛けています。
昨日、一つの企画である八ヶ岳でやりたいことを後押しする「やりたきゃやっちゃいなよ!」の打ち合わせをしたのですが、
その時に感じたことは、まさにワンドからソードへの流れでした。
企画とかね、ついつい手段に走りがちですよね。
どうやってお金集めたらいいですか
どうやって集客したらいいですか
どうやって発信したらいいですか
どうやって仲間を増やしたらいいですか
手段、とっても大切なんですけどね。
その前に、自分のわきあがる何かをキャッチすることがとっても大切なのですよ。
自分が何に喜びを感じて、何のためにこれを表現したいと思うのか。
地位とか、名誉とか、名声とか、そういうのを抜きにした
純粋な、ワンドのエネルギー。(ワンドはⅩといい、ナイトといい、純粋さが際立つ白が多くなりますね)
熟成されたワンドの世界でのエネルギーの使いこなしができるからこそ、
手段や目的にエネルギーを向けられるのです。
逆にいうと、
有名になりたい とか とにかく何かの役に立つオレ
的な動機がベースだと、手段に走り、技術に走り、満足を知らないまま、空回りしていくことが多くなります。
ソードの世界のⅢあたりでくるくるしている感じですね。
というわけで、何かを始めてみようっていうときは、
本当にどうしてそれをやりたいのか、何が自分の喜びなのか、純粋さがベースになっているか。
そういうことを確認して熟成させるとよいでしょう。
わきあがる喜びがベースになって行動したものは、
スピードは遅かったとしても、質の良いつながりと質の良い結果が待っています。
そして、そこを源泉とすれば、質の良い手段も自然とアイディアとしてきたり、教えてもらえたりするのです。
そんなことを、考えながら企画の活動も楽しくやらせてもらっています。
☆あてるのではなく、自分と向き合うため、自分のこころを調整するためにもタロットを使ってほしいと思っています。リクエストいただいて講座、対面とオンライン、両方やってます。直近では原村での対面リクエストをいただいているので、募集中。オンライン講座もリクエストいただいて設定します。詳細はこちらから
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