アレハンドロ・ホドロフスキーさんの教本では、マイナーアルカナの位置づけもタロット全体の世界観からとてもわかりやすく解説されています。
序盤から何度もしつこくでてくる、「世界」カードの四隅が示す、地球界を生きる錬金術の4元素のうちの一つ、「知性」。
それは、多くのタロットでも象徴しているとおり、ソード、すなわち「剣」がシンボルとして描かれています。
これはワンドと似ている要素もありつつ、全く違う方向性を示します。
いわゆる「ふわふわスピリチュアル」では敬遠されがちな修業系ですが、理想に向かって鍛錬することは地球界(に限らないと思いますが)の錬金術要素としても必要とされているのですよね。
知性は磨き上げていくことが基本。たたいて美しく、素晴らしい剣をつくりあげるように。
努力するとか、日々コツコツと鍛錬することって基盤としてはとても大切なのです。
ただし、何事もバランスなので、ずっとたたいている必要はないのですけどね(←自戒をこめて)
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