今日は、メジャーアルカナ「ⅩⅡⅡ 節制」をみていきます。
ちなみに、マルセイユ・タロットの数字の考え方として、4は5から1をひいたものではなく、
あくまでも、つみあげてきたもの。として捉えているので、Ⅳという表記はしていません。
さて、13番目の「名無しのアルカナ」で大変革を行ったあとのこのカードは、
11~20の潜在意識の成長サイクルにおける4番目のカード。つまり、4のエネルギーの側面を持っています。
つまり、タロットの「ⅡⅡ皇帝」のカードとは裏表、セットのような関係なのです。
大きな変革のあとには、安定化と均衡が必要となります。節制はその中でも、霊的な面でのゆるぎなさや、自分の内側に秘められた部分の理解、
行動している最中での落ち着きや、超自然的なことの自覚へと導くことで、「天」との安定を築いていきます。
このカードは、物質レベルより高い次元での安定、調和をもたらすことを意味するので、一見不可能にみえる両者の対立や
全く違うモノにみえるものの調和などを導いていきます。
真の「中道」を知っている、そんなカードです。
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