こんにちは。ソウルカード「大道芸人」のMiyoです。
今月もオンラインでタロット講座をやらせてもらっているのですが、いつもいつもカードの意味や、数字との関係、そして循環についてお伝えするとき、学びが深くなるというか、少しずつ新たな発見があるというか、わたし自身も学びを深めさせてもらっているのです。
ああ、剣のⅤの「学びへの意欲の再燃」と5 との関係はこういうことなんだろうな
とか
この背景で5があるからこそ、6 に向かうのだろうな
とか。
今はかなりオリジナルでお伝えする資料も作ってはいるのですが、それでもアレハンドロ・ホドロフスキーさんのこちらが師匠であることには変わりありません。
海外のAmazonの書評をみると、やはり評価されているのは彼がタロット曼荼羅を見出し、循環を主点において解説をしている点ですね。
わたしも、この循環の視点が入ったことにめちゃくちゃ感動して、小アルカナへの理解もぐぐっと深まったのでした。
数字と循環の視点があると、そうですね。いろんな場面、エピソードを紐解いていく際に
背景、その先、そして裏、そういう方向にアンテナをめぐらせることができて、
いろんなエッセンスをヒントとして差し出せることができるので、一緒に読んでいる人が「あ、そういえば」っていうことを引き出せるようになるかなって思うのです。
このカードはこの意味だよっていうのは、その部分だけ切り取ってしまうので、一見全然違うような場面に遭遇した時に全くわからなくなります。(経験済み)
それは、タロットだけでなく、すべてのことに言えることですよね。
学生のころ、数学も好きでしたが、公式を導いていく過程とか、つながりを見出した時に喜びを感じていたことを思い出します。
一方でただ覚えるだけの要素が増えてきてしまって、脱落していったんですけどね・・・
ここ2週間ほど、占星術やヒューマンデザインを組み合わせて個性を拝見してレポートにするセッションや占星術の冥王星を掘り下げるワークショップの準備で、モードは占星術のほうへ移っていたのですが、ここももちろんタロットとのつながりがあるんですよね。
ただ、現代版のタロットのように無理につなげようとするといろんなところにつじつま合わなくなるなーっていうことも感じていて
このカードが●●座だよね!みたいなことはないです。(わたしの考えですが)
ただ、循環の過程の表現の仕方が違うだけであって、対応する場所はあるように思います。
作った資料から↓
たとえば、牡羊座の宇宙から飛び出して個を確立しようと動き出す感じは、まさしく「愚者」のエネルギーと対応しますし、
蟹座の安定させていこう、仲間を守る、大切にしていこうというスタンスは、「皇帝」にも対応しますよね。
まあ、ここらへんのエッセンスがこうなんだよなーって感じでとらえていくと面白いものです。
そして、やはり占星術も循環があって、それぞれの変化の過程がつながっていくことを理解できると
サインやハウスの特徴もいろいろな面が見えてくるかなって思うのです。
そして、単に「大道芸人」だから、とか「魚座」だからということで一緒というわけではなくって、
それぞれの進化の過程において、その状態がでてるっていうわけなので、性質の出方は違うんですよね。
共通項はもちろんありますけれど。
そういうわけなので、当然ですが数字が高ければいいってもんじゃない
わけですね。
そういう循環や流れ、全体像をとらえてみていくことが理解を深めていく。そしてそれこそが、学び続ける歓びだなって思うわけです。
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