教皇と悪魔の裏表関係からみる、新しい価値観のつなぎ方の違い。

Tarot

こんにちは。八ヶ岳西麓で、マルセイユタロットのなかでも、カモワン・タロットをこよなく愛用しているMiyoです。

勉強会をやったり、講座をやらせてもらっていると、

つくづくわたしは、言語化するのがただただ好きなんだっていうこともよくわかります。

普段から、何かの現象に注目したり、感情がでてきたりすると、

これを人に伝えるとしたらどういう表現をするだろうか

そして

これは、もしかしたらタロットのあのカードのあそこらへんの現れ方かも

なんて、ぶわわーっと考えを巡らせるのが日常茶飯事なのです。

そうすると、類似した何かに出会ったときに「あ。これは!!」となってさらにうれしいんですよね。
・・・

 

ヘンタイですね・・・

 

今回は、「5」と「15」の「新しい価値観のつなぎ方」について紹介しようと思います。

5番といえば、新しい価値観を今までの価値観につないでいく橋渡し的な位置づけ、状況、そういうことをやっていく人

などを示しますが、大アルカナでは5は教皇、15は悪魔でしたね。

 

教皇のつなぎ方は、とにかく、慎重で地道です。それは、

顕在意識のつなぎ方なので、価値観の違いからくる争についてはよく理解しているからかもしれません。

言葉一つ間違えたら、伝わるものも伝わらず、

タイミングが違っていたら、本来うけいれられることもうけいれられない。

とてもよくわかっているのです。

 

だからこそ、顕在意識できちんと伝えていくために、段取りを重んじ、言葉を選び、人を選びます。

その結果、現実的に多くの人に新しい価値観について考える機会を与えたり、触れる機会を与えられますし、

多くの人から慕われる伝え方になります。

ただ、一方で、周囲への氣使い、立場のようなものを氣にしすぎて言葉を選びすぎ、魅力が伝わらなかったり、

慎重になりすぎて発信をやめてしまうようなこともあります。

 

一方、同じ5でも、潜在意識側の「15」の悪魔はどうでしょう。

潜在意識に新しい価値観をいれていくためには、ちょっとやそっとのことでは難しいのです。

印象やイメージ、インパクト、魅力、そういうちょっと常識外れにみえるような視点や、大きな大きな理想を使って人々をまず魅了します。

関わる人たちに、まず大きな理想を伝え、欲望を刺激し、「この人とやったらうまくいくかも」とか「この人とやったらとても大きな何かが達成できそう」というわくわくした感じを引き出し、自分の世界に巻き込んでいきます。

なので、小さな段取りもあまり得意ではないし、その時々で、より魅力的なプランができそうだとなると、誰にも相談せずに路線変更したり、人選を変えるということもいとわないところもあります。

なぜなら、それは、大いなる大志のためだから。そんな小さなことはかまっていられないのです。

なぜそうなったのかなど、細かい説明もあまり得意ではありません。

 

結果として、その意図が理解できない人は振り回された感覚を味わうでしょうし、

言葉が少ないことにより、「よくわからない人」のような評価をくだされることもありますね。

 

うちは家族に二人も「悪魔」がいるので(笑)サンプルを観察できてありがたかったりします。

 

なので、お互い、裏表の関係にある「5」は、それぞれのいいところを意識的にとりいれるといいでしょう。

教皇は、少し魅力や大きな理想を語るところを意識する

悪魔は、細やかな段取りや説明、言葉選びを意識する

 

そんなところでしょうか。裏と表の関係ですね。

 

裏表のこと、またちょいちょいやっていこうと思います。

 

☆オンラインでカモワン・タロットの講座をやらせてもらっています。随時リクエストいただいて開催しています。

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Miyo

Miyo

八ヶ岳西麓・長野県原村在住。タロット歴は20年以上。現在は魂の道をサポートするSoulpathⓇサポーターとしても活動中。

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Miyo

Miyo

岐阜県生まれの東京都育ち。ベンチャー企業での猛烈社員時代を経て2014年に八ヶ岳西麓・長野県原村へ移住後、石とタロットからの学びを続けています。 タロット歴は20年以上。20代で口コミで100人以上のリーディングをこなし、カモワン・タロットに出会ってからカモワン・タロットのみ扱っています。現在は魂の道をサポートするSoulpathⓇサポーターや企画会社メンバーとしても活動中。

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