さて、今回は小アルカナの「Ⅲ」をみていきます。
持っている数字は大アルカナのものと共通することはもちろん、頭の片隅においておきましょう。
Ⅲに関する投稿はこちら
Ⅲは、能動的な最初のカードですが、その能動的な性質には二面性があります。
生と死、創造と破壊。なにか新しいものが誕生する、変容の表と裏が大切なポイントです。
4つを並べてみると、上側の杯、剣は全体的に上(天界)に向かってエネルギーが上昇していきますが、
下側の金貨と棒は放射的なエネルギーであることがうかがえます。
特に剣はがっつりと四方向に保護されて目指す方向へ進んでいく様子が、描かれており
知性や理想に関わる思考は明瞭な方向を目指すことを示していますね。
また、一方で棒のⅢは、3つの棒が一つの中心で組み合わさってこの中心から生えている葉っぱが上にも下にも方向をもたずに放射している様子が描かれています。
創造的エネルギー、性的なエネルギーは、方向を持つものではなく、沸き上がってくるもの、制御するものではなく受け入れるか、理解したうえで誘導するものであることを示しています。
Ⅱでためてきたエネルギー、ふくらませてきた理想は、爆発させて創造にそそぐ段階にくるのです。
爆発には破壊のリスクも伴いますが、行動してこその始まり。
行動の方向性は、知性、感情(愛)は行くべき方向を定められますが、創造エネルギー、物質エネルギーに関しては定めるものではなく、受け入れていくものであることが異なった特徴ですね。
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