こんにちは。Miyoです。
今、行き詰まりを感じているすべての方へ ~剣のキングと金貨のナイトを踏み込んで考えてみる~
で少し書いたのですが、剣のナイトが個人的に最近よくでるんですよね。
これですね。毎日メッセージででてる印象だったんですが、個人的にでてました(笑)
今回は、この剣のナイトが覚悟と勇氣をもって向かおうとしている「杯=カップ の世界」について、現状に感じていることと併せて綴ってみようと思います。
まず、杯の世界はこんなカードの面々です。
1~10はこんな感じですね。
コートカードはこんな感じ。
杯は、いわゆるハートのところ。なので、感情、人間関係、コミュニティ形成などを主にあらわす世界です。
ちなみに、世界のカードの左上は杯を象徴するところですが、唯一「人間」として描かれていますね。
感情というのは、もしかしたら地球上に住む人間特有のものなのかもしれません。
よく、宇宙人や悪魔が感情を理解できないっていう描写がありますが、そういうことなのかもしれませんね。
この杯の世界観として、全体像をとらえやすいのはやはりエースのカードでしょう。
感情の世界は外側からみても非常に静かでわかりづらい。
そして、とても繊細で複雑である。
さらに、内側には大きな大きなあふれ出るくらいの力を秘めている。
そんな感情の世界。
人間関係と感情がなぜ、同じ杯なのでしょうか。
それは、感情というのは、相手がいて初めて味わえるものであり、
本当の人間関係を築く礎となるのは、感情となるからなのです。
例えば、剣=思想、理想 でつながる人間関係 金貨=物質、お金、でつながる人間関係 棒=創造性(音楽性や芸術性)でつながる人間関係 ももちろんあるのですが、そこに「好き・きらい」などの感情がからまなければ長くは続かないでしょう。
そして、人間として一緒に何かすることで得られる化学反応や個としてできなかったことを体験するには、
感情の性質を知り、感情を大切にし、感情を尊重すること
がとてもポイントとなるのかもしれませんね。
それは、大アルカナの6=恋人 でも記されていて、感情がいかに愛の世界のスタートに大切なものかがわかるのです。
さて、感情を大切にする、ということと、ただただ感情的であるというのは全く違います。
1~10の成長で描かれているように
最初は自分の感情と向き合うことを決めることからスタートしますが、
まずは身近な存在で感情表現の基礎を築き
その後違う世界で表現を試し、安定し、新しい価値観をいれながら・・・
価値観が理解しあえる人やコミュニティと出会い
一緒に未来へつながる活動をし、
一通りの成果とともに、愛を実感し、
また新しい世界の実現のために、古い感情を切り捨てていく・・・
こういう過程を経て、感情を表現する方法も対象も、場も変わっていくのです。
ということで、これからの世界、身近な人、価値観の合う人とともに本当の意味で心地よい関係性を築いていくために
この杯の世界、感情の世界を意識して自分の状態をみつめていくことは、非常に大切になることでしょう。
感情の世界は非常にわかりづらく、とらえどころのないところなので、バランスを崩す危険性は常にはらんでいます。(もちろん、どの世界もはらんでいますが)
特に感情の世界は、バランスを崩すと依存、支配の構造にはまりやすくなるのですよね。
それは、ちょっと長くなってしまったのでまた次回、書いてみようと思います。
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