聖書的な世界の深さを感じながら、タロットが必要なくなる日と、今におけるタロットの必要性を想う。

Tarot

こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県原村で、タロットと石から日々学ばせてもらっているMiyoです。

 

アレハンドロ・ホドロフスキーさんの本を読んでいると、たくさんのシンボルとヘブライ語、聖書に関係する解説がでてきます。

無宗教で、なぜだか宗教的なことには全く興味がなかったため、聖書もキリスト教も避けてきました。

 

一時期、キリスト教とは関係なく、キリストの教えが学べるという「A Course in Miracles」という分厚い本を手にし、ワークをやってみようと試みましたが、なんだろなー、合わなかったんです。「ねばならない」的な要素が多すぎて(と、当時は感じた。もう10年くらい前の話です。)

 

というわけで、キリストにも、聖書にも縁がなく理解もなく過ごしてきたわたしですが、

コロナのことがあり、もっと深く世の中を知らなければならないという危機感から、

お金の仕組み、歴史を学びはじめ、聖書にたどりつきました。

 

 

とはいえ、表面的な聖書には興味がないし、陰謀論的な聖書解釈にも興味がない。

でも、知識ゼロで読むにはあまりにも、ハードルが高い。

 

そんなときに、知ったのがよしりん先生と対談していた石井稀尚さんでした。

牧師でありながら、ミュージシャンであり、カウンセラー。独自の方法で、聖書のことを伝えていらっしゃる。

とりあえず、とりかかりとして、オンラインサロンに入会し、いま、日々アーカイブの動画を聞きながら勉強しています。

 

まだまだ先は長そうなのですが、聖書的な世界で歴史が動いていること、いわゆる西洋的な思想が聖書をベースに動いていること(それは、信じる信じないではなくて、もっと深い意味で聖書の内容が根付いているということ)はわかってきました。

 

そして、ヘブライ語が数字的な言語であり、ヘブライ由来の記号がたくさんでてくるマルセイユ・タロットはやはり聖書的な内容であることもあらためて認識しています。

 

聖書って、キリスト教のものではなく、いわゆる「The book」であり、三大宗教の聖典であるのです。

(これは、タロットを学ぶまで知らなかった)

 

聖書からの解釈をかたちにしたのが、タロットなのだろうと思います。

ここを確信していると、聖書のことを深く理解しないでタロットを伝えるなんて、おこがましい・・とすら思えてきます。

それでも、いま、わたしができることを精一杯お伝えし続けるしかないのですが。

 

ちなみに、石井稀尚さんはタロットについて、めちゃくちゃ否定的な発言をされてましたが、おそらく、いま流通しているほとんどのタロットはライダー版がベースなので、仕方ないかなとも。

 

666の話とか、現在起こっている世界情勢のハナシとの連動とか、とても興味深いのですが、

数字的な解釈が、ちょっと違っていたりして、ここはわたしなりに考察していく必要があるなとか、

いろいろ学びを進めている最中です。

 

ちなみに、6って石井さんによると、「神になりきれない数字」ということで、だからサタン的な数字って解釈なのですが、これはタロットの世界からすると相反するようにもとらえられますし、6は「愛の世界の始まり」っていうことを考えると、まだそういう世界を始めたばかりでその部分での未熟さは残るので同じ内容を違う表現でしているようにも思えます。

ちなみに、6に関してはこちら

恋人と6のエネルギー

神の家(ⅩⅥ)と6のエネルギー

 

わたし自身は、6の数字はそういう特徴であり、いい悪いというより、ただ、そういう特徴なんだろうなとも思うわけで、

ではなぜ、いわゆる「サタン的」な存在が「6」を好むのだろうかということは、ぼんやりと方向性はあれど、まだ表現できるまでに咀嚼できていない状態です。

 

というわけで、当然アレハンドロさんも聖書を研究されての解釈だろうと思うので、わたし自身もさらに一歩深めて理解をしていこうと試みているところなのです。

 

で、タロット、特にカモワン・タロットでは「循環」がとてもキーワードとしてでてくるのですが、その循環自体も、いわゆる輪廻転生の世界ととらえると、近々その世界観も変わってくる可能性があるなと思うわけです。

(これは、また別の方向からいろいろ情報を集めていて、そういう方向性ももっとリアルになってくるだろうなと)

 

そうなると、聖書の世界観も、タロットの世界観も、いや、人間の世界観もガラッと変わる時期になるわけで、そんな状況ではタロット自体がいらなくなる?のではないかなともちらっと思うのです。

いや、またそこまで見込んでタロットの解釈ができるようになっているかもしれないな、とか。

 

ぐるぐると思いを巡らせている秋なのです(笑)

 

 

わたし自身は、占い師という位置づけではなくて、単なるタロットオタクの位置づけなのですが、

このタロットの世界観を学ぶことは少なくとも世界の本質を知る手掛かりの一歩となることは間違いないし、

自分を知ったり、内側と向き合ったり、結果として地に足をつけて生きていくためのツールとして非常に優秀であると思うわけです。

 

 

だから、こうやって勉強会とか、タロット講座を通じて勉強をつづけるきっかけをつくれたらいいな

と場を作り続けているのですよね。

 

まあ、長くなりましたが、こんな感じでわたしは学びを深めています、っていうことでした。

学ぶのは、いくつになっても楽しいですね。

 

☆質問の設定に時間を使わせてもらい、本当に何を望んでいるのかを一緒にみつけながら、リーディングやらせてもらっています。リーディング・セッションはこちらから→タロット・リーディング

 

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Miyo

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八ヶ岳西麓・長野県原村在住。タロット歴は20年以上。現在は魂の道をサポートするSoulpathⓇサポーターとしても活動中。

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Miyo

Miyo

岐阜県生まれの東京都育ち。ベンチャー企業での猛烈社員時代を経て2014年に八ヶ岳西麓・長野県原村へ移住後、石とタロットからの学びを続けています。 タロット歴は20年以上。20代で口コミで100人以上のリーディングをこなし、カモワン・タロットに出会ってからカモワン・タロットのみ扱っています。現在は魂の道をサポートするSoulpathⓇサポーターや企画会社メンバーとしても活動中。

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