こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県原村でタロットとともに、言語化を楽しんでいるMiyoです。
ご無沙汰してしまいました・・・
今回は、少し前から書き留めておきたいなと思っていた小アルカナのことについて書こうと思います。
タロットは、基本、大アルカナと呼ばれる22枚のカードと小アルカナと呼ばれる14枚×4種類=56枚のカードから構成されています。
小アルカナはトランプのベースとなったといわれるほど、トランプと似ていて
1~10までの数字カード+4枚の人物カード が4種類あるのです。
小アルカナ、敬遠される方も多いし、いまだに難しいと思っていらっしゃる方も多いと思います。
特に、マルセイユタロットは小アルカナの大部分を占める1~10までのカードが幾何学模様なんですよね。
こういうやつですね。
これが、現代版タロットといわれるライダー版タロットになるとぜーんぶ、小アルカナにも絵が描かれるようになり
ある意味「読みやすく」なったので、マルセイユタロットが敬遠されていった一つの理由なのかなと思うのです。
この幾何学的よみづらさ、は数字をベースに読み解いていくと、払しょくされていくのでぜひやってみてください
(そこらへんは、タロット講座にてお伝えしていますので、よかったらぜひ)
さて、小アルカナはそれぞれのマークによって、世界観があります。
剣:思考、知識、アイディア、言葉の世界(占星術でいうと風の世界)
杯:感情、愛、相手のある関係、ハートの世界(占星術でいうと水の世界)
金貨:物質、カタチあるもの、人間的な世界(占星術でいうと土の世界)
棒:衝動、本能、創造性の世界(占星術でいうと火の世界)
なので、たとえば、同じ「2」がでたとしても、2の意味がそれぞれの世界ででているので、
理想を描く、準備する
という視点でも、剣だったら、理想を言語化していくようなことを示すし、金貨だったら具体的に計画をたてるようなことを示すわけです。
でも、たとえ「金貨=物質」のカードがでたとしても、
それぞれの局面においてもちろん、感情的なこともあるし、思考的なこともあるし、衝動的なこともあるわけです。
なので、そのカードがでたといって、そのほかのものを考えたり行動したりしないわけではなくて、
どちらかというと、最終的に優先すべき要素が、その世界
という視点を持っておくといいですね。
なので、たとえば何かの質問に対して金貨の2がでたとしたら、
もちろんいろいろな角度から準備はすることになる。理想を描いて、身近な相手に相談したりして、
金貨以外の要素もたくさんあるかもしれません。
そういうことを踏まえたうえで、最終的に今、優先すべきことは「金貨的」なことだという解釈をするといいのかなと。
それだけ
ではなくて
優先する
という視点を持っておくと、解釈がせまくなりすぎなくなりますね。
なんでこの局面でこれがでたんだろうなっていう場面もたくさんあると思うのですが、
そういう時は、その種類のところばかりだけでなく、違う要素があることを想定したうえで、最終的な絞り込みをしていくといいかもしれませんね。
参考にしてみてください。
☆タロットを占いだけで使うのではなく、流れや自分の状態を自覚し、行動に結びつけるためのツールとしても使うことを目的としてお伝えしています。リクエスト開催なのでご希望あれば開催します。詳細はこちらです→☆
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