こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県の原村でカモワン・タロット(正確にはホドロフスキーさんとカモワンさんの共作のマルセイユ・タロット)にて学びを深めているMiyoです。
長い前置きですね・・・笑
飽きっぽいわたしが、ひたすら日常の出来事や、出会ったキーワードや、社会的現象などを「これはきっと、タロットのここらへんかな。この関係性をこうやってみることもできるな」みたいに、面白く、楽しく分析したり、検証したりしているのです。
そうこうしていると、思わぬところでリーディングの時につながったりするのですよね。
継続は力なりって本当にそう思います。
今日は、直観やフィーリングを大切にしたいって思う氣持ちが強すぎるゆえに、陥ってしまいがちな部分をタロット循環と照らし合わせて考えていきたいと思います。
タロットでは、棒(ワンド)→剣(ソード)→杯(カップ)→金貨(ペンタクル)の順番で循環がみられるのですが、衝動的なことや直感の世界は主に、棒の世界ですね。
直感やフィーリングはとても大切です。ただ、その直観の土台となっていくのはどこでしょうか。循環の前の世界、金貨の世界なのです。
物質的な生活、仕事、物理的に育った背景や置かれている状況など、金貨的な世界の背景によって、棒の世界が展開されていくことを考えると、直感は実は身体や物質的な状況にとてもリンクしているものだということがみえてきます。
ちなみに、こういう循環は5年で一回変わる、というようなものではなく、小さいサイクルの循環、大きいサイクルの循環、いろんなレベル的な循環が同時におこっているようなイメージです。
なので、質の高い直感(という表現はちょっと難しいですが、いわゆる良い方向への直感ですね)を得るためには、ベタですが、質の高い食生活、安定した経済基盤、生活環境がやはり必要になってくるのです。
そして、その直感を研ぎ澄ました後に向う世界は、剣=伝える の世界です。
よく、スピリチュアルな世界?では、
思考よりも直観を重視する
ということがよく言われます。
ある一面では、その通りなのです。
なぜなら、現代社会では、棒の世界、直感はあまりにも軽視されすぎてしまったから。
そのバランスをとるためには、直感を意識的に比率をあげていくことは大切なのですね。
しかし、だからといって、思考や知識は全く不要かというと、そうではありません。
そんなことをいったら、マインド自体が構造的に不要になりますね。
大アルカナの循環をみても、最初にしっかりと顕在意識的な成長を遂げてから、直感を活かす潜在意識的な成長へとシフトするのです。
研ぎ澄ました純粋な直感を使っていくためには、言葉や知恵、自らの精神を高めていく姿勢がとても大切になるのです。
実際、わたしたちが生きている社会では、ひとりでは生きていかれません。
このいろいろな次元が織り交ざる地球で、統制のとれたコミュニケーションや思考、規則、区別的なことはお互いが心地よく生きていくうえで、とても大切なのです。
なので、お金はどうでもいい、とか、マインドは邪魔だ、みたいな方向性は、いわゆる直観を大切にするという耳障りのいい言葉による思考停止とも言えますね。
というのも、かつて、わたしがそれに陥ったからなのですねー
自分がやっていることも、別に言葉にしなくても、直感があればつながれるでしょ、わかってくれるでしょ、的なループにはまり、全然伝える努力をしない、直感があるからと知識もあまり身に付けようとしない時期がありました。
そういう時は、当然のように停滞するのです。だって循環してないからね(汗)
こういう経験から、自戒を込めてわたしもいつもバランスを意識するようにしています。
すべてはバランスといえばそれまでですが、どの要素もとても大切で、自分の中で今、どのモードが強いのか。それはこの先どうやって使っていくことになるのかを意識するのに、タロットの循環を意識することはとても役立ちます。ぜひ活用してみてください。
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