タロットカードにはわりとすんなり入っていったわたしですが、それまでなんとなく「怖い」というイメージを持っていました。
それは、太古から受け継がれてきた恐れ多いこわさというわけではなく、純粋にドロッとした何か恐ろしいようなイメージです。
さかんになったと言われる時代がヨーロッパの中世で、魔女狩りなどが行われた時期ともかぶるからかも知れません。
以前、数秘リーディングをしていただいた『ミスティカル数秘術』の著者、ノボ・カリプソさんは
タロットのエネルギーは怖くて近寄れない。
一つ持っているけど、ぐるぐるに布に巻いてしまい込んでいる
とまで言っていました・・・・
確かに、タロットって図柄が恐ろしい感じがしますよね。
まあ、一番みんなが怖いようとなるのはこれでしょうね。
思いっきり「DEATH.」って書いてありますしねぇ・・・
エジプシャン・タロットにいたっては「死神」なんて書いてあります。
カモワン・タロットでは「神の家」とされるこのカードも・・・
なんか、怖いですよね・・・
いや、これなんて・・・・orz
今はタロットと言えば、「ライダー版」と言われるアーサー・エドワード・ウェイトさんがつくったといわれるタロットカードが一番メジャーなようですが、エジプシャン・タロットもこちらの解釈に沿って作られていることが多いので、順番も、絵柄の雰囲氣もよく似ています。
そしてカモワン・タロットが復元した古代マルセイユ版タロットとこれらの一番の違いは、力と正義のカードが入れ替わっているところでしょう。
これは一見、たいしたことないように思えるかも知れませんが、わたしはこれにより大きな流れが分断されてしまっているように感じています。
そう。なんでタロットが怖いかというと
恐れを誘発する
からだと思うのです。
逆位置だったら・・・
あのカードがでたら・・・
ワルイ結果だったら・・・
わたしも、最初はエジプシャン、ライダー版を使っていましたので、リーディングしながらそこと闘っていました。
解説書によっては逆位置でなくても「どうしようもない解釈」の解説が載っているものもありますしね・・・
でも。
本来、メッセージというのは厳しくとも、ひかりを示すものであり、恐れをあおるものではないはずなのです。
今は絵柄も可愛くてほんわかした「タロット」というものがたくさん出回っていますが、単なる占いのツールになってしまっているものがほとんどのように思います。
わたしが、カモワン・タロット、特にアレハンドロさんの説く内容に強く惹かれるのは、すべてのカードが美しくつながっていて、ひかりを示しているからなのです。
どんなツールであれ、アプローチは違えど本当に受け継がれていくものは、ひかりを示すものなのでしょう。
なので、本来、タロットは「ひかりを示すもの」で「怖くはない」はずなのです。
★☆カモワン・タロットの共同創作者、アレハンドロ・ホドロフスキーさんの著書をベースにカモワン・タロットの勉強会を開催しています。場所は長野県原村近辺です。多くの人にタロットの素晴らしさを知っていただきたいので資料代とお茶代のみでやっています。
詳細はこちら→☆
コメント