沖縄の愛光堂さん。
どうしても妊娠したかったあの頃、藁にもすがる想いでお世話になりました。
久しぶりにウェブサイトを訪問してみましたが、予約の枠が以前よりも厳しくなっていました。今でも大人氣のようですね。
2006年、結婚後すぐに妊娠がわかったわたしは、「赤ちゃんって簡単にできるんだなー」と調子に乗り、それまでの生活をあらためることもなく、仕事にあけくれ、食生活もぐちゃぐちゃなままでした。
そして2ヶ月で、稽留流産。
これは、初期の流産なのでほとんどが受精のタイミングで決まっている(と言われていますね)ため、特にその後の生活や母体のせいではないとされていますが、わたしはかなり落ち込みました。
自分を責め続けて半年。夜になるとわけもなく涙が出て自分を責めて責めて落ち込んだまま浮上できないでいたのでした。
当然、なかなか妊娠できず、「わたしはこのまま子どもに恵まれないのではないか」とますます落ち込んで悪循環を引き起こしていました。
そんな頃、ふとしたきっかけで受けてみたのが「レイキヒーリング」。
身体に触れないで癒やすことができる世界があることを知ったわたしは、すっかりレイキの世界に魅了され、半年以上かけて習得しに通ったのでした。
そのレイキスクールでは、願望実現の瞑想やシンボルの使い方などかなり具体的なことも行っていったので、わたしはひたすら「妊娠したい」想いを実現させるために日々、いろいろやっていました。食生活もかなり改め、仕事のペースも妊娠のために無茶はしないようにしていきました。
それでも、なかなか妊娠しません。
そんな時期に知ったのが愛光堂さんの存在でした。2007年の夏でした。
なんとなくオーパーツさんも・・・と思っていたところでしたし、とにかく何でもいいから願いを叶えてもらう「何か」が欲しかったのでした。
愛光堂さんは、当時も大人氣で電話がかかればラッキー、な状況でしたが今みたいに予約の時間帯が決められていなかったので今よりは随分挑戦できる余地がありました。
平日、仕事を抜け出して携帯を3台用意し、ホテルのラウンジで電話をかけまくること2時間。
奇跡的につながったときは、なぜか「もう大丈夫」と思ったのを今でも覚えています(笑)
ドキドキして自由が丘の店舗に足を運び、お兄さんに対応してもらいました。
とても穏やかな、笑顔の素敵なお兄さん。
願い事を3つ書いてね、と言われて無理矢理3つ書きましたが「妊娠」以外に何を書いたのかは覚えていないほど、他はどうでもいいことでした。
そんなわたしの心が伝わったかのようにお兄さんは、「ああ、妊娠、これにつきるんですね」と静かにおっしゃって、
がっつりサポートする石を選びますね
と言ってくださいました。
そして出来上がったのは、なんともラブリーなブレスレット。
ストロベリークオーツ、ローズクオーツ、シトリン、ムーンストーン。
価格は3万円くらいだったでしょうか。
とにかく、今までに見たことのないようなラブリーさにびっくり&うっとりして、とてもテンションが上がったんですよね。
お兄さんが、「もしブレスが切れてもこのストロベリークオーツだけは必ず拾って持ってきて下さいね」とおっしゃるだけあって、ストロベリークオーツのクオリティは素晴らしく、キラキラといつまでも見ていたい衝動にかられる美しさを持っていました。
そして、その半月後。
見事、長男を妊娠したのでした。
ただ、振り返るとこれも、ラピスラズリの受験の時の体験と同じなのですが、「とにかくやるだけやった」と人事を尽くして天命を待つというような状況だったからこそ、最後の背中押しを石たちがやってくれたのかなと思います。
石もそうですが、あくまでも自分以外はサポーターに過ぎません。
きちんとやれることをやったからこそ、サポートの手が入ることを忘れてはいけないと思うのです。
愛光堂さんのブレスレットには本当にお世話になり、わたしにとって特別なブレスレットでした。
2014年に家族で長野県の原村へ東京から移住した直後、突然プチッと切れてしまいました。
7年経ったので物理的なゴムの劣化が一番の原因と思いますが、お役目を果たしてくださったのでしょう。
今は、石たちを使ってストラップを作り、木のオカリナにつけて愛用しています。
今でも美しいストロベリークオーツ。
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