教皇と5のエネルギー

Tarot

今日はメジャーアルカナの「Ⅴ 教皇」をみていきます。

 

ミスティカル数秘術のノボさんは、5についてこのように説いています。

 

5:ペンタドは、1から2へ、2から3へ、3から4へ、そして4から5へ動きます。

(中略)

それぞれのパターンは互いの中に流れ込みます。単体は常に結合します。その結果、5:ペンタドは1のリーダーシップ、2のパートナーを組み調和する、3の自己表現、4の構造を設定し秩序を保つというこれらのすべての特性を内包しています。

最初の1・2・3のトライアド(三つ組)が完成すると、枠組の4へ移動し、その後、さらに拡大した探求の方向の5に動いていきます。

そうなると5:ペンタドは地域社会、家族、愛という全体への責任が面前に開かれていきます。

(『ミスティカル数秘術』ノボ・カリプソ著/小松原さおり訳 ナチュラルスピリット社より)

 

変化することは世の中の常であり、変化しないものはありません。

皇帝で安定した秩序を得た次となる教皇。教皇は右、未来を見ています。バックにははしごのようなもの、片方だけ神聖なエネルギーを示す水色、水色が混じったひげ・・・

 

教皇は、様々な意味においてつなぐ役、橋渡しとなる人です。愛の世界(未来)を知りつつ、現世界での役割も理解して、ここにとどまっている。

教え子達に愛の世界を伝えています。

 

彼は責任を全うしつつも、心は自由であり、見かけ上対立しているようなものでも、彼の自由な視点により結び付けられることができるのです。

 

5はよく、変化の数字だとも言われますが、現状に変化を与えるであろう、新たな価値観をわかっている人なのです。それを分かった上で、自分の責任や地位を全うしようとします。

 

基本的に5は自由のエネルギー。周囲あってこその自由だということを分かっている5は、新たな価値観を求め、理解し、それを今いる自分の所に還元していきます。

 

5がバランスを崩したとき、自由を感じられないとき、無意識に「自由」を求めて小手先の変化を生じさせようとしたり、権力にしがみついて自分だけの自由を得ようとします。

 

5にとっての一番大切なキーワード、「自由」。いつも自分は自由の中にいるということを覚えておくと良いでしょう。

 

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Miyo

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八ヶ岳西麓・長野県原村在住。タロット歴は20年以上。現在は魂の道をサポートするSoulpathⓇサポーターとしても活動中。

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Miyo

Miyo

岐阜県生まれの東京都育ち。ベンチャー企業での猛烈社員時代を経て2014年に八ヶ岳西麓・長野県原村へ移住後、石とタロットからの学びを続けています。 タロット歴は20年以上。20代で口コミで100人以上のリーディングをこなし、カモワン・タロットに出会ってからカモワン・タロットのみ扱っています。現在は魂の道をサポートするSoulpathⓇサポーターや企画会社メンバーとしても活動中。

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