こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県原村で、タロットとともに学びを深めているMiyoです。
今は八ヶ岳にて月に4回、スタートした時期がそれぞれ違う期ごとに勉強会を開催していますが、ここのところ、形は違えど横たわっているテーマがありました。
価値観の違いがはっきりしてきたことを、体験、見せつけられるような経験をしている
ということでした。
この地球に生きているすべての人が、まったく同じ価値観を持っているわけではないことは、もちろんわかっているのですが
そのレベル感というか、「違うこと」がくっきりと、今、よりはっきりと見えてきているように思います。
例えば、同じ情報を得ても、一緒にその場にいて、同じ風景をみても、
いってみれば「真逆」のような解釈や理解をしていくような、
価値観の違いを受け入れましょう(はあと)のような生易しい感じではなく、
ああ、本当に相いれないんだな・・・・
と軽く絶望するような、そんな全然違うんだ、という「違い」
今現在騒がれ始めた感染症の再びの拡大?のことに関しても、受け取り方がおそらく、真逆になるような状況でしょう。
わたしも最近、このことを体験しています。
大切にしたい価値観がくっきりと分かれていることを身をもって体験したのです。
ある取り組みに関して、わたしはある意味、剣のキングの立ち位置でした。
ある程度道筋を示し、合理的、理論的な立場から、
不要なもの、今、必要でないことをしっかり「分ける」ことで導きを示していく。
そういうやり方をすることで、秩序が保たれ、結果を得られる方向を目指していました。
一方、ご一緒していた方は、ある意味、杯のキングの立ち位置でした。
どんな人の意見も、状況も、すべて受け入れて、優しくさとしながら、導いていく。
判断する、分ける、ことは極力せず、受け入れることに重点をおく。
どちらも、いい悪いではないのです。
ただただ、大事にしたい価値観、導く方向性が違うというだけなのです。
それでも、この2人の立ち位置は決定的に違うのです。
なので、この2人の価値観を「混ぜて」同じことを取り組むことは大変難しいでしょう。
もし、棒のキングだったらどうなるか。
多くの人が感覚的に納得できる、わかりやすく、ある意味単純ともいえるような方法で導くことを選択するでしょう。
競いあわせよう、とか、わかりやすくうけるような方法を、とか。
これはこれで、また大切なことですね。
金貨のキングであれば、お金や具体的なエネルギーをどうやって将来を見越して循環させていくか、
より具体的な手法や思想を中心とした導きになっていくでしょう。
どの導き方も、それぞれの立ち位置が違うだけなのです。
よく、「ジャッジしない」とか、スピリチュアルな世界で大切だよねっていわれることもありますが、
判断、評価が必要ないわけではないですよね。
すべてはバランスなのです。状況によっては、判断したほうがいい場合ももちろんあるのです。
では、この全然違う価値観に出会ったとき、どうやったら同じ方向を目指せるのでしょうか。
お互いの違いを認めあい、受け入れ、それぞれが、それぞれの立場で精いっぱいやれればいいですね。
もし、それぞれが自分の価値観を貫けないような環境であれば、いったん離れて、
お互いの方法で、別々のルートで、同じ方向を目指せばいいのではないでしょうか。
無理に物理的に一緒にやる必要は、ないのだろうと思います。
太陽の「意識レベルが違う人たちと一緒に新しい世界を」という部分も、
別に物理的に一緒にやらなくてもいいのではないかと解釈できますね。
この大アルカナの太陽は、月の受容を経て、そこができるようになった状態。
そして、現実、実際としては、誰もがどこかの立場、価値観の中にあるわけです。
情報や価値観の細分化がはっきりしてきたこれからの世界で、この価値観が違うことにぶつかったときの対応は、
自分が今、どの立場で、どの立ち位置を大切にしたいのか、そういうことをしっかりと自覚したうえで
違う価値観の存在を理解し、受容し、その中で自分ができることを探していけばいいのだと思うのです。
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