こんにちは。八ヶ岳西麓・長野県原村でカモワン・タロットをこよなく愛している林美代子です。
今日は、リーディング事例として、「すべての選択肢が逆位置だった場合」について書いてみますね。
まず、わたしのリーディング方針として、今までの経験からこのように考えています。
・逆位置は、バランスを崩している状態を示すことが多い
・逆位置だからといって、悪いわけではない
・むしろ、その解決方法に着目してほしい(具体的にこうしたら?を示す)場合によくでる
※逆位置についてはこちらでも書いてます
わたしがリーディングをする場合、「〇〇したほうがいいですか?」という質問に対して、〇〇した場合、と〇〇しなかった場合と両方ひいていきます。そのほうが、それぞれのケースについて氣持ちを確認できますし、話も深めていかれるし、何よりわかりやすいからです。
そして、両方の場合について、逆位置が出る時も、珍しくありません。
どちらにいっても、それなりの覚悟や、それなりの対策、もしくは変化、行動が求められているときですね。
本当は、「こっちを選べばハッピーだね!!」って大団円なかたちで結論付けられるといいのですが、そうでない場合もたくさんあるのです。
※逆位置がでたときは、かならず「解決カード」をひいていきます。
なので、こういうケースは、その逆位置のバランスを戻すために何をしたらいいのか(解決カード)、そして、戻った後のカードの意味をよく観察し、着目することで
現実的に、できそうな選択肢が含まれているものはなにか
やってみようと思った選択肢はどちらか
どっちのゴールになりたいと思ったか(逆位置がなおったあとのカード)
をよくよくご依頼者さんのキモチとともに、よりそいながら、一緒に考えていくといいですね。
ついつい、逆位置だー わー となりがちですし、どっちも今一つ・・・ということだと「よいこたえ」を示してあげられないことに焦ったり、がっかりしてしまったりしがちですが・・・
そういうときこそ冷静に、ご依頼者さんが本当に望んでいることは何か、本人すら氣がついていないことを含め、一緒にひきだしていくことを心がけてみましょう。
リーディングする側は、自分のすごさをみせるのではなく、あくまでも目の前にいる、自分に相談をしてくれた人の最善の選択肢を引き出すお手伝いだということを、常に心がけています。
その時はピンと来なくても、どこかで何かのきっかけになってくれれば、それでいいのです。
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