2017年からタロット勉強会をはじめ、一通りの知識編が終わったあとは、
リーディング研究会として月に1回集まってお題を出し合ってリーディングをしています。
わたしがタロット勉強会をやっているのは、占い師を目指して欲しいわけではなく、
タロットというツールを通じて、自分と向き合ったり、今起こっていることと向き合ったり、
なかなかちょっとしたランチでは話せないような抱えているモノをシェアしたり。
そういう、穏やかで優しい時間を創り出したかったからだということを、
タロット勉強会を始めて2年が経過して確信しています。
別にタロットでなくてもいいと思うのですが、目に見えるものを通じて
一緒に解釈を考えてみたり、自分の考えをもう一度見つめ直してみたりすることで、
いつの間にか解決していることってあるのですよね。
というわけで、2019年も春からリクエストをいただいた皆さんで開催予定です。
不思議とその時々の色ってあるんですよね。楽しみです。
さて、今日は先日わたしが研究会の参加者さんにお願いしてリーディングした内容を紹介しようと思います。
お題は、新しい仕事をうけるべきかどうか
でした。
通常は、対面でやる場合いろいろと前提をきいたり、より具体的に質問をほりさげていくのですが、
今回はあえて、特に情報もなくこれでひいてもらいました。
こういう、「なんとかしたほうがいい?」という質問に対しては、
~をやった場合どうなるか
~をやらなかった場合どうなるか
という形で2回ひいてみると、より明確にリーディングできます。
以下、ひいていただいた内容です。
・新しい仕事をうけた場合
→X V(悪魔)正位置
この仕事は本当にMiyoさんがやりたい内容なのでしょうか?
新しい仕事を受けた場合、自分の本心を今一度問われることになりそうです。
・新しい仕事を受けなかった場合
→剣のⅥ(逆位置)
→解決カード:剣のキング、目線:カップのⅥ(正位置)
Miyoさんの知識や考えを活用できないという葛藤が生じるかもしれません。
仕事自体は今までの経験と知識を持ってすればできることは見えているからこそ。
しかし、解決カードである剣のキング(Miyoさん)が見ている先はカップのⅥ。
Miyoさんは、その仕事に対して知識は十分にあり、やり方も心得ていますが、
それらを踏まえた上で展開する“愛”の世界が来ていること、
あなたが全てにおいて対等に話せる相手、共感できる相手と共にいることを望んでいることをきちんと理解してあげられれば、
無理に仕事を引き受けなくても問題はないでしょう。
というかたちで、素晴らしい内容でリーディング結果をいただきました。
ちなみにアレハンドロさんは逆位置を使わないのですが、カードの状況をみながらネガティブ(望ましくない)内容を示すかどうかの読み方をしています。
わたしは今のところ、カモワンさんの読み方、逆位置と解決カードを利用するほうが、わかりやすいと判断していますので、
そちらを採用しています。
そして、実は、逆位置がでたからといって「悪い」方向のわけではないのです。
今回のリーディング結果をうけて、わたしがどうしたかというと・・・
新しい仕事は請けませんでした。
パッとみるだけでは、請けたほうは正位置、請けなかったほうは逆位置なので
請けた方がよさそうにみえますよね。
でも、内容は・・・・
請けない方が、自分らしくいられるような内容なのです。
また、追記するとこの仕事は契約内容に不安がありました。
そのこともずばり、「悪魔」ででています。
このように、タロットの逆位置がでたからといって、怖がることも心配することもなく、
むしろその先を示してくれる可能性もあることを、紹介させてもらいました。
また、時々こうやって紹介していこうと思います。
★☆マルセイユ・タロットをベースに、ご相談内容に応じたセッションをおこなっています。詳細はこちら→☆
☆★タロットで1年間をよんでいく、サイクル・リーディングもおかげさまで好評をいただいています。バランスが崩れる時も、どのように対処したらよいかの「解決カード」をひいていきますので、実践的なリーディングを心がけています。詳細はこちら→☆
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