さてさて、カードと1ヵ月過ごしてみよう!なディープ企画の6ヵ月目。今回は「教皇」です。
最初の愚者はこちら 「愚者」と過ごした1ヵ月
2ヵ月目の大道芸人はこちら「大道芸人」と過ごした1ヵ月
3ヵ月目の女教皇はこちら「女教皇」と過ごした1ヵ月
4ヵ月目の女帝はこちら「女帝」と過ごした1ヵ月
5ヵ月目の皇帝はこちら「皇帝」と過ごした1ヵ月
教皇についてはこちらも書いてます教皇と5のエネルギー
教皇は数秘の5のエネルギーを持っている過渡期であり、変化であり、新しい世界と古い世界の橋渡し的でもあり、いろんな変化の渦の中にいる存在。この見た目は苦手な人も多く、ちょっとつかみづらいカードでもあります。
教皇、個人的なことというよりは、今回の新型コロナウィルスの出来事を象徴するようにかなり大きな過渡期を運んできてくれました。
今回のコロナウィルスの一連の流れで、かなりいろいろな価値観がはっきりしてきましたね。
一斉休校となったとき、自分はどうするのか。何に価値を置くのか。
不安なニュース、楽観なニュース、どこを見て、何をするのか。どう行動するのか。
そういう意味で、自分と周囲の関係もよりくっきりと浮き彫りになり、自分がどういう世界に行きたいのか。どこに行こうとしているのか。どこを見つめているのか。そういうことを、より具体的に、現実世界の中で考えさせられることになりました。
教皇は、初めて人間が複数描かれているカードでもあり、この3人の構図は悪魔、太陽、審判に繋がっていくことから考えても、とても大きな流れを担っているカードですね。
というわけで、この1ヵ月は、メッセージよりもこういう事象でみせてくれることが多かったのですが、あえてのメッセージはこういう感じでした。
新しい世界と古い世界というのは、境界線がはっきりしているわけではありません。
必ず、移り変わる状況が存在し、いろいろな価値観が入り混じりながら変わっていくのです。
そういう時期こそ、目指していく愛の世界はどういうものなのか、
自分が一緒にいる人が同じ世界へ向いていくのか
よりはっきりとわかってくることになるでしょう。
そして、そういう状況にあるときこそ、自分の立ち位置をはっきりさせ、
どんな価値観も、どんな状況も否定するのではなく受け入れ、
その中で、自分の本心を確認していくことが大切です。
橋渡しや仲介は、大きな視点と大きな受容と、先に進む勇気と行動力があるからこそ、できることであって
単に表面的につないでいくだけでは仲介役はできないのです。
自分がどういう方向にいくことが自分のしあわせなのか、心の奥を見つめることでもう一度確認してください。
なるほど・・・
今までの愚者からの流れあってこその、この教皇のメッセージ。
本当になんというか、つながっていて、前後の関係はとても濃いものであり、でもくっきりと違う特性を持っていて本当に興味深いです。
教皇の愛は、皇帝のそれとは違うけれど、でも確かに愛であり、あたたかく励ましをくれるものでした。
この愛を受けて、「恋人」のカードへ行くのですね。本当に楽しみです。
★☆あるテーマに沿った1年間のサイクルをタロットで拝見して、それぞれのアドバイスをお伝えします。バランスが崩れる時も、どのように対処したらよいかの「解決カード」をひいていきますので、実践的なリーディングを心がけています。詳細はこちら→☆
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